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AKB48の場合は、はじめは僕がある種の課題を出して、その課題を皆がどういう風にこなしていくか、と。
それが今は僕の手から更に離れて、高橋みなみが出した課題だとか、指原莉乃が出した課題をどうやってそれを仕上げていくかという。
そこが違うかもしれませんね。
これは先日放送された「EXILEってなんで人気なの~知られざるLDHの真実~」に出演した、秋元康さんのコメントの抜粋です。
正直、この課題とは一体どういう物なのか、なんとも抽象的でどうとでも取れる内容ではあります。
ただ、これを聞いた時に思い出したのが、以前AKB48Showでの「たかみな総監督のお説教部屋」での指原さんとたかみなの対談。
指原:この間じつは、さいたまでリクアワの時に、私が「恋するフォーチュンクッキー」3位で、2位が「鈴懸の木の道で…」だったから、珠理奈の早替えがある、と。で、その間繋ぐって言って、「まぁ2分くらいだろう」ってウチらが… 高橋:って勝手な想像してたんですよねぇ 指:そう。それで、「まず、お礼言って、優子ちゃんとか卒業メンバーが来たことをさらっと触れたら、もうOKですよね?」みたいな。「じゃ、出よっか」って言って出たら、クソ長かったですよね! 高:クソなげーんだもん!全然OK出ないんだもん! 指:あれ本当に、たかみなさんじゃなかったらヤバかったと思う。 高:いや私、本当に指原がいて良かったと思った。あうんの呼吸やったな。 指:普通に裏でハイタッチしましたね、終わったとき。 高:良くやった!さすがや、お互いさすがや!みたいな。ちょっと褒めたたえ合っちゃって。 指:そうそうそう。あれヤバかったですねぇ。 高:いや、でも、これが課題なんだよ、AKBの。 指:そう! そうね! 指:たかみなさんと指原がいなくて、時間が分かんない中で、あの場を誰が繋いで回せるかって言ったら、やっぱりみーちゃんとかしかいなくて。その時はみーちゃんもいなくて。 高:あの空間といい、時間を埋めるのって、実はすごく多分色んな場数を踏んでたりとかしないと無理だから、すぐには出来ないのも分かってるんだけど、もっとしゃべれる子が出てこないと…。 指:面白い子はいっぱいいますけどね。中村麻里子も島田(晴香)も面白いし。 高:そうそうそう。難しいよねぇ、そのバランスって。 指:難しい…。 |
たぶん、少なくともたかみなと指原さんが出す課題、というのは、こうした現場で感じるさまざまな問題への課題という事なのではないのかな、と思います。
おそらく、メンバーにスタッフとしての役職を与える、というのは、こうした疑問点に対する発言権を与え、スタッフも含めて自主的に行動させる、ということが一番大きかったのかな、と今となっては思えます。
HKT48に関しては、そこが上手く機能しているような気がします。
ただ、今回個人的に面白かったのは、秋元さんが「EXILE」の特集番組でわざわざ「今、AKB48はプロデューサーである自分の代わりに課題を出しているのは高橋みなみと指原莉乃」とさらっと発言した所。
これ、EXILEのファンの方が聞いても何の事やらちっとも分からないと思いますので、どちらかというと公の電波で「高橋と指原の言う事を軽く見るなよ」とスタッフにダメ出ししているようにも聞こえます 笑。
最近、秋元さんはAKB48の話題では表舞台には出てこないのですが、こういった変化球な場所で、ぽろっと何か言ったりするので注意が必要です 笑。