撮ってくんないかなと思って【指原の乱第3回①】

指原:どうも〜、お疲れ様で〜す。お久しぶりで〜す。
桑島:お久しぶりです。
指:すいませんね、こんな所に(呼び出して)。

福田:あの、なんか聞いたらば、どうやら私を一番きれいに撮ってくれる…って言う方だと。
指:メンバーに超人気ですからね。やっぱ上手だと。

福:でも桑島さん、忙しそうですからね。
指:忙しいでしょ、そりゃ。

桑:いや、でもちょうど9月に1回すごく暇になっちゃったんですよ。
指:え〜?

桑:やばいと思って、ついにきたかと思って、そんで自分のブックまとめて営業しまくって。
指:営業するんですか?
桑:しますよ、そりゃ。で、仕事が徐々に復活し始めて。

指:桑島さんでも?
桑:いや、営業は基本的にしますよ。だって、仕事が広がんないじゃないですか。
指:え、マジすか?超売れっ子だと思ってた、勝手に。

桑:いや、あの…やっぱ常に恐怖あるじゃないすか。
指:当たり前だけど、歩合制なわけじゃないですか。
福:そうですね。私もそうですけどね。

指:福田さんも、そんな家賃のとこ引っ越すのはいいですけど

福:やめて〜 笑
桑:なんの話ですか?
指:(福田さん)スゲー家賃のとこに引っ越すんですよ。
桑:マジですか 笑。
福:あのなぁ、ほんと止めよう。
指:それはそうですよ、いいですよ、いいけど、でもやっぱ考えた方がいいですよ。

指:では、早速お願いしましょう。
あの〜、実は写真集を出す事になりまして、撮ってくんないかなと思って。

桑:あ〜、ああ、是非とも。

指:是非ともって言いますが、お金の話しとかしないといけないらしいじゃないですか。
桑:まあ、でもそれは追い追いじゃないすか。

指:まあ、でも、一応話つけてからのほうが、撮っていただける際にも…
桑:だと、ありがたいんですが。
福:後から少ないって話に
指:そう、もめたくない。
桑:出来れば先に?

指:青木さんが計算してくれた、秘密なんですけど…。あ、まずビジネスコース、ビジネスクラスかエコノミーかどうかっての、
福:そこからか。
指:なるべくビジネスコースがいいんですけど、あ、エコノミーが助かるんですけど。

桑:僕ですよね?いや、とうぜんエコノミーですよ。
指:あ、よかったです。
桑:ビジネスなんか乗らないですよ 笑。
福:海外でもですか?
桑:いや、乗らないですよ。
福:海外ロケ行くのも?
桑:いや、だってめちゃくちゃお金かかっちゃうじゃないですか。

指:あ、やっぱ、ほら、やさしい。ピー(某有名カメラマン)じゃないから。
福:言うなっつの。じゃあ、ビジネスではなく、エコノミーで
桑:エコノミーで大丈夫ですよ。
指:良かったー。
福:じゃあ、相当助かるという事で。

指:通常はこのくらいって言う話を、
桑:はい。

指:あ、違いますよ、ちょっと落ち着いてください。これじゃないですからね。

指:桑島さんクラスだったら、桑島さんクラスはこんくらいだって、青木さんが言ってたんですけど。
桑:ああ、すごいっすね。
福:え?すごいって。この位だっていってたよな?
指:うん。この位もらってもおかしくないじゃないかって。
桑:え〜、そうなんですね。

指:でも、今回は急ですし、ちょっとバタバタなので、あの〜、こっちだとありがたいなと。

桑:あの、ぜんぜん。かえってありがたいなと。
指:うそ?
桑:ほんとですよ。笑。

指:え、ちょっと。状況変わってきましたね。で、あれなんですけど…。これで飲んでいただけるんですよね?
桑:全然、全然、大丈夫です。
指:あ、いいんだ…。
福:やりましたね。

指:いいんだっていうか、こんだけもらって納得しないって言ったら、これから私桑島さんと仕事できない。そんなにもらってるのにダメなの?みたいな。これって普通のお仕事の額ですから。

福:だって、これはやっぱり、一番ベストなのはここなんでしょ?
桑:まあ、そうですね。
指:でも、上手く言ったら、こっちのほうが上ですからね。
桑:多分…
指:取っ払い方式よりも、印税の方が上手く売れれば
桑:上手く行けばってことですね。
福:じゃあ、これで行かせてもらいますか。
指:そうしましょう。
桑:大丈夫です。

福;今回、どんな面をねぇ、大人っぽく撮ってくれるのか…

指:サンタフェ。

桑:そりゃないいんじゃ 笑。どういうこと 笑。
福:何度も 笑、いいから、もう。
指:サンタフェ。サンタフェですね。
桑:サンタフェをねらっていくの?
福:もう、ヌードも問わないって。

指:サンタフェ。サンタフェ。
桑:サンタフェって、ヌードですよ?

福:ヌードはやめてください。
指:サンタフェで。
桑:やめてくださいって? 笑。

指:まあ、いろいろ、この機会だからいろんな事聞こうと、写真家の。普通って(ギャラは)どんぐ…
桑:どんくらい?
指:やっぱり交渉の際にっていうのもあれですけど。

桑:あ〜、でも基本的に人それぞれだと思いますけど、僕たちの世代の人たちはだいたいもう、言い値ですよ。
指:言い値ってなに?
桑:言われた金額で、わかりましたって。

指:へ〜。
桑:っていうのが、多分現状じゃないですかね。あまりにも…。

指:じゃあどうするんですか、2万円でやってくださいっていわれたら?
桑:あ、でも物によるじゃないですか。
指:いやもう普通に表紙とか、表紙巻頭グラビアで、すごいお世話になっている人がいて、その人に今回ちょっとこれですいません、2万って言われたら?

桑:でも、初回はそっか、ってやると思います。
指:え〜!2万円でやってくれるの?
福:でも、雑誌の一番最初のグラビア、あれってどういう計算ですか?

桑:あれはもう完全にページ単価ですね、だから1ページ、カメラマンのギャランティはいくらっていう。
福:あ、ページ単価なんですか。

指:え、いまどんぐらいなんですか?
桑:媒体によって全然違いますよ。
指:じゃあ、ピー (某マンガ雑誌)。

桑:これは言えないなぁ…。
指:お願いします。ダメ。言えないナシ。
桑:これは言えない。
指:青木さんは一生懸命しゃべってくれたのに。

桑:じゃあ、僕、隠して言っていいですか?
指:はい、いいですよ。
桑;じゃあ、下で。

指:え、わかんないそれ、1ページ?
桑:そうそう。
指:え〜〜〜!!

桑:でも、カメラマンのランクによるんですよ。で、また表紙は違いますよ。
指:え!!そうなんですか?!
桑:漫画誌は、すごい、多いんですよね。

指:じゃあ、これはピーで隠してください。ピーは1ページ何円なんですか?

桑:え〜っと、いいすか?
指:はい。
指:え?そんなに、そんなに違うんだ?
桑:違いますよ、もう。

桑:でも、売れる見込みの部数によって、やっぱり違うんですよ。金額が。
指:あ、そうなんだ、すげ〜。
桑:全然やっぱ違いますよね。

桑:ただ、今回はそんなに売れる見込みをしないで予算撮りしたって事だよね。
指:そりゃそうですよ、むしろ。売れると思ってやってたら怖いじゃないですか。売れなかったら。

桑:まあ、でも、たぶん青木さんはプロだからやっぱ、ある程度見込んでるってことはあるんじゃない?分かんないすけど。
指:青木さんの目ってやっぱり怖いと思います?

指:青木さんはね、考えてるんですよ絶対。
桑:なにをですか 笑。
指:どんぐらい売れるとかやっぱり。
桑:あ、それはちゃんと、そろばんはちゃんとはじいてますよ。
福:それを考えると青木さんが今回、飛び込みで受けるとは到底思わなくて、たぶんさっしーも推されてはいないでしょうし、っていう話でね。

福:そら、みるきーの写真集は出すけれども
指:”うち、出したいんです”
福:”出したいんですぅ”
指:”写真集出したいんですぅ”

福:ま、あれ言われたら、僕も出しちゃう気持ちは僕も分かるんでね。
指:そうですよね。

指:なんだっけ、誰か、カメラマンさんが”私の水着みたいですかぁ?”って言われたって。
桑:それ、僕です。
指:笑 ですよね?

桑:一番最初に、山本さんとみるきーさんの水着を撮る時に、山本さん先にスッと水着を着替えにいったんですよ、そしたらみるきーさんは、こう自分の、これを来てくださいっていうのを持ったまま、

桑:”私の水着姿みたいですか♡”って言われて、「ああ、はい」って言って。

福:もうね、そんなんですよ、指原さん。
指:すごいわぁ。

福:そういうの、ヘタだからね。
指:絶対できないですね。やりたいともあまり思わないし。

指:だってそれって旬な時しかできないから。旬な時しか使えない技じゃないですか。
福:でもあなた、今旬なんじゃないですか?
指:旬な時にそういう事やると、卒業した後にその技使えなくなっちゃうから、やんない。意味ないから。

指原の乱 第3回目

桑島さんといえば、けっこう指原さんを撮っているカメラマンさんですが、個人的に桑島さんの撮影する指原さんは、とってもきれいで大好きです。いい人を選びました。

なのに、そんな桑島さんにゲスくギャラの話を掘り出す指原さん 笑。

ただ、一般にはおそらく分からない、写真家のギャラのからくりがリアルで、ものすごく面白い会話でした。

あと、みるきーの人たらしテクニック 笑。
ただ、桑島さんのような芸術家タイプには、あんまり効果がないようです 笑。

とにかく、なんとかカメラマンさんは決まりました、ということで、次の話へと続きます。

→次 
じゃあ、なんか探しといてください【指原の乱第3回②】
スゲェちっちぇえこと言ってますよ。マジで【指原の乱第3回③】

ハートエレキヒリヒリの花

————————————-


スポンサードリンク

関連記事:

スポンサーリンク