「AKB48G大組閣まつり」についての私見②【秋元康の1分後の昔話 を読んで】

秋元さんの読売新聞の連載コラム「秋元康の1分後の昔話 鉢植えの並べ方」を読んで、ちょっと前回まとめた「大組閣祭りへの私見」での自分の大組閣に対する主旨の捉え方が違ってたな、と思ったので、それについての再私見を。

今回のこのコラムを見る限りでは、どうやら秋元さんにとって大組閣は「より多くのメンバーにチャンスを与えるため」この1点につきるようです。

あくまでその人材が活かせる「適材適所」を行う為の組閣である、とのこと。

そのチームにとって弱い部分を強化できるメンバーが、残念ながら他のチームで日の目を見てないのであれば、移籍させた方が生かせるであろう、という発想。

そしてそういった現場のニーズは現場が一番切実に分かっているだろうという事で、今回の人事に関しては現場スタッフに「みんなで検討するという宿題」を出し、どんな案が出てきてもそれを承認する、と話を結んでいます。

まず、個人的には、今回の大組閣の主旨が”チーム間の実力差の均衡化”にあると思っていました。

メディアで報道されていた、秋元さんの「今回の大組閣はチーム間の実力差などを鑑みたものだ。」という発言を鵜呑みにしてしまったからです。

それに関してはちょっと先走ってしまったかな、と反省しています。

この秋元さんのコラムの感じですと、あくまで、それは「適材適所の人材配置」の結果、”チーム間の実力差の均衡化”が起こるだろう、という文脈だったのかな、という気がします。

つまり、”チーム間の実力差の均衡化”に関しては、組閣を行った後の結果論であり、組閣を行う事の理由付けとしては、あんまり重要ではないんだろうな、と。

それこそ、その先の事は「やってみなけりゃ分からないから」なんでしょうね。

ただ今回の大組閣が「現場のニーズは現場が一番切実に分かっているだろう」という主旨であるなら、スタッフの人選は「自分のグループにとって補強となる人材」という事になりますし、放出する人材は「才能があるけれども自分のグループでは活かせていない人材」という事になりますので、そんなに大人数の移動はもしかしたらないんじゃないかという気がします。

そして、グループとしての特徴がそれぞれありますので、メンバーの適正によっては放出人数に比例して、どこか他チームから同じ人数の補充、という事にはならないかもしれません。

ここからは、ちょっと下衆な視点から。

今回の大組閣が移籍を含めての組閣ということなので、告知をして1ヶ月の猶予を持たせるのは分かるとしても、なぜ、今回はイベント後の発表ではなく、あえて別会場をもうけたのでしょう。

前回の組閣は、海外への移籍を含めた比較的ショッキングな物でしたが、それでもイベントの最後に行いました。

全グループ対象なので、全員発表するとなると時間がかかるから、という事だとは思いますが、なんだか不自然な気もします。それであれば発表はわざわざ別会場を用意しなくても、全員が揃う国立競技場のコンサートでも良かったのではないかという気がします。

ファンに取っては重要な大組閣も、一般の人に取っては1アイドルグループ内の人事異動なので、メディアで取り上げられても何の事かはよく分からないと思うし、さほど話題になるとは思えないからです。

そこをわざわざコストをかけて会場を急遽用意したということは、それに見合うだけの、メディアになんらかの訴求力のある、なにか大きな話題が用意されているのではないかと個人的には勘ぐってしまいます。

もしそうであれば、一般の人にも分かるような「超選抜クラス」のメンバーになにか大きな動きがあるような気がします。

と、いろいろ勝手な事を書いては見ましたが、結局は明日の結果を待つしかないですね。
どうなるにせよ、メンバーにとってはいい方向への組閣になってくれればいいなと願っています。

桜、みんなで食べた前しか向かねぇ

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