「希望的リフレイン」と東京オリンピック

希望的リフレイン

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希望的リフレイン
先日、AKB48 38thシングル「希望的リフレイン」のMVとジャケットが公開になりました。

PVでは、歴代のミリオンシングルセンターが、謎の黒装束の集団から黄金のマイクを守るためにひたすら走り続け、バトンパスのようにマイクの入ったバッグをパスして逃げて行くという趣向。

公開された公式youtubeもshort.ver.なので、まだ一部しか見れませんが、ひたすら走って走って走っているMV。

確かに、テレビ初披露の時、曲の疾走感とともに曲中ずっと走っているような振付が印象的だな、と思っていましたので「走る」というのが一つのテーマなのかな、とはなんとなく思っていました。

クリエイティブディレクター佐々木宏氏によると、今回の曲のキャッチコピーが「逃げるな。追いかけろ。」だそうで、

希望に向かっての必死の走り。走るAKB歴代センターを、謎のアッカンベー(AKBー)の顔の男たちが追う構図ですが、実は追いかけるのは、AKBのファンでもあり、AKB自身でもある、という気持ちを込めています。

と、プレス発表していましたが、たしかに今のAKB48は、過去のAKB48のイメージに背中から追われているような印象もあります。

監督の田中秀幸さんが

最後のサビの部分を歌う渡辺麻友と宮脇咲良の2ショット。そのシーンを忘れられないくらい印象的に見せることが目標でした。すべてはそのためのストーリーです。そしてそれはAKB48のストーリーでもあります。

とコメントしているので、今回のMVはなにやらかなり意味深い演出になりそうです。

ちなみに、黄金のマイクが入っている黒い鞄には、なぜか全部ドラえもんの人形が付いています。これはクリエイティブディレクター佐々木宏氏がTOYOTAのリアルドラえもんのCMを手がけている、ということへのお遊びなんでしょうか? そういえば前田さんはCMでジャイ子やってましたね。

希望的リフレイン

さて、今回のシングルのジャケットは、初回限定盤、通常盤含めて、全部つなげると32人選抜全員が走っている一枚の写真になるという趣向の物、ということで、つなげてみたのが以下の写真。(※クリックで6枚フルでつなげた画像が表示されます)

希望的リフレイン

黒い背景でひたすら走り続けているメンバーの写真のコラージュですが、どこかで見たことがあるな、としばらく思っていたのですが、おそらくこのオマージュではないかと思いついたのがこちら。
1964東京オリンピック
1964年、東京オリンピックのポスターです。
それまでのオリンピックのポスターで写真を使ったのはこの東京オリンピックが初めてだったそうです。

この写真が撮影されたのは夜の国立競技場。
印象的な写真にする為に、あえてカメラマンはスポーツカメラマンではなく当時広告写真界の第一人者として名高い早崎治さんを起用したそうです。このポスターは国際的にも芸術作品として高く評価されています。

そして秋元康氏は2020年開催予定の「東京オリンピック」五輪組織委員会理事に就任しています。

これらの事を総合して個人的に思ったのは、おそらく、なんですが、もしかして今回の「希望的リフレイン」のイメージテーマは「オリンピック」なんじゃないかという事。

歴代のセンターが、全力で大切に守りながら走って渡している鞄に入っている黄金のマイクは彼女達にとっての「聖火」の様に見えます。

聖火ランナー(センター)がその火を消す事無く、全力で次のランナー(センターに)託す。
そして、聖火ランナーになれなかった者も、その火を絶やさぬよう、ランナーをささえる。全員全力疾走です。

だからこそ、聖火を託されたAKB48のセンターには、託された事(センターポジション)がゴールではなく、火を絶やす事なく次のランナー(センター)に引き継ぐまでは全力で走り抜かなければならない責任が伴うのではないのかな、という気がします。

希望的リフレイン

公開されたshort ver.では見られませんが、聖火を託されそして託す者として指原さんもちゃんと登場しています。

過去のAKB48のイメージに追われながら、前進し続けなければいけない今のAKB48には、昔とは違う難しさが伴うのだと思います。

なのに今回、まだ印象の強い卒業生をあえて画面に出したのも、あえて卒業生が出演をOKしたのも、その卒業生の作り上げた影を越えて次の世代の新しいAKB48を作り出してほしい、というエールのようにも見えます。

だからこそ、Wセンターの一端に抜擢されたのが、その卒業生の黄金期を実際には経験していない、HKT48で育った宮脇咲良さんという新しい血である必要があったのではないかという気もしています。
希望的リフレイン

2020年の東京オリンピックの頃には、この聖火を引き継ぎながら走り続けているのは、この写真の中にはもう誰もいないかもしれません。

でも、きっとまだ見ぬ誰かが引き継いで、AKB48という存在がそのときにも健在であってほしい、と思っています。


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