復興への強い希望の笑顔がそこにはありました【HKT48田島芽瑠】

11月24日AKB48被災地支援活動に、HKT48から田島芽瑠も参加させていただきました。被災地支援活動に参加させていただいた田島の感想文をアップいたします。

私は、2012年11月24日福島県相馬郡新地町での被災地支援活動へ岩田華怜さん、大島涼花さん、菊地あやかさん、高橋朱里さん、仁藤萌乃さん、横山由依さんのAKB48の先輩方とともに参加させていただきました。

一年八か月前、震災が起きたその日は私はまだ５年生で学校から帰るとテレビで今まで見た事のない光景が映し出されていました。
くり返し、くり返し…。
食い入るようにテレビで震災の様子を見た翌日、私は生徒会として募金活動を始めました。
震災直後は被災地について毎日考えたりしていましたが、時間が経ち、報道が少なくなると日々の生活では忘れがちになっていました。

そして今回、現地に訪れ新地町までの道中、実際の光景が広がっていました。
瓦礫があったらしきところには、すでに瓦礫は無かったものの、ショベルカーが整地をしていました。
その光景はここで震災があったという現実を思い返させるものでした。

原っぱの中にもぽつぽつと家があり、復興は進んでいました。
遠くにはたくさんの方々の命を奪った海が見えました。
でも、海はとても穏やかできれいでした。
周りを見渡すと家の基礎部分だけが残っていて、ここに自分と同じあたりまえの生活があったのだと思うと心がしめつけられる思いでした。
真新しい公園があって、子供たちが元気に遊んでいました。
復興への強い希望の笑顔がそこにはありました。

今日私が出来ることは何か？
とにかく元気と笑顔で全力のパフォーマンスをすること。
ひと時でも楽しかったと思っていただけるように。
ハイタッチでは無名の私に、皆さんが声をかけて下さいました。
おばあちゃんが涙ぐみながらに
「私達のために、こんな寒いところに来てくれて本当にありがとう。博多でも頑張ってね」
と言ってくださり、私が元気をもらいました。

今日温かく迎えてくださった皆さん、私をこの活動に参加させて下さった関係者・スタッフの方々、ありがとうございました。
今日感じたことを忘れずに、日々感謝しひたむきに努力したいと思います。
今度は私が元気を与えられるように…。

HKT48　2期生田島芽瑠