「So long!」大林宣彦監督Movie感想

正直な感想を言うと、肩が凝りました 笑。

ストーリーは、中越沖地震の際助けてもらった恩返しとして、東日本大震災で被災した福島の方々を受け入れている長岡のお話で、長岡に住む少女「夢(ゆめ)」が福島から疎開してきた珠理奈扮する「未来(みらい)」との関係を通して、長岡がどう復興してきたか、そして福島が復興に向かっているいまの活動の紹介のような構成。

大林宣彦監督は昨年「この空の花 長岡花火物語」という映画を撮られていて、この話とリンクしているので、まあ、コラボなんでしょうね。映像の表現の、その映画に則したような、説明口調の物語展開。
映像がアレなのもふくめて、大林宣彦監督らしいっちゃ、らしい映画。

テーマはとてもすばらしい、有意義なものです。
戦争と、復興と、AKB48の復興支援活動と、たしかに、内容は全てリンクしているので矛盾は無いんですが。

ただ、この独特な手法は、好き嫌いがものすごくわかれるだろうな。

結構、内容が内容だけに、大林宣彦監督の訴えたいメッセージの熱量が、AKB48のMVという枠を飛び越えてしまったようなイメージ。

メンバーが出ているシーンでほっとして、メッセージが強い画面で正座してみちゃうような感じ 笑。
戊辰戦争の「米百俵の精神」までさかのぼったのにはびっくりした 笑。

「Give Me Five!」のMVにも震災の話が少し出ますが、あんなに柔らかい表現ではないので、これから見る方は覚悟が必要 笑。

でも、あの長編を見た後で「So long!」を聞くと、たしかに歌の世界観がくっきりして、いい曲だなあ、と再確認は出来ました。

チャレンジとしては面白いと思う作品。

ちなみに、指原さんは相変わらずちょろっとしか映りません。「この空の花 長岡花火物語」の主役の女の子の映像の方がたくさん映ってました。「涙サプライズ」でエキストラの方が自分よりたくさん映っていた、と嘆いていた指原さんでしたが、その再来か?

まあ、いつものことですが。

指原さんのスッピンが研究生の時の顔と、かわらんな。


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