「泥のメトロノーム」感想【HKT48 メロンジュースC/W】

泥のメトロノーム [うまくち姫]
HKT48 2nd single「メロンジュース」Type-B収録曲

今回のうまくち姫のメンバーは

Team H:穴井千尋、熊沢世莉奈、指原莉乃、田中菜津美、中西智代梨、松岡菜摘、森­保まどか 研究生:今田美奈、後藤泉、駒田京伽、坂口理子

という事で、メンバーが若干変化しています。
新しくinしたのが後藤泉 駒田京伽、outが谷(メロンジュース選抜)、安陪恭加

前回の”あまくち姫”は、メロディも軽快な応援ソングでしたが、うまくち姫と楽曲的にあまり誤差がありませんでしたが、今回はずいぶんと違いを出してきました。

80年代王道の歌謡曲の匂いがするメロディ。

そういえば、初期のAKB48には、こういった匂いのする曲けっこうあったよな、とちょっと懐かしくもなるタイプの楽曲かもしれません。「とべないアゲハチョウ」とか。

作曲の立花 瞳さんという方は、ちょっと存じ上げなかったのですが、鈴木聖美さんとか森口博子さんとかに作曲しているようで、けっこうベテランの方なんでしょうか。
たしかに「泥のメトロノーム」は80年代王道の歌謡曲の匂いがするメロディです。

少女からちょっとだけ大人になりかけの女の子の不安定な感じを表した歌詞も、”あまくち姫”の大人っぽく見える女の子達にはちょうどいいような気がします。まあ、一人本物の大人の女が交じってますが。

レジェンド公演のセットリストを組む際、指原さん自身が「HKT48も少し大人な曲を出来る様になった方が良い」と発言して「Two years later」などをセットリストに組んでいましたので、「メロンジュース」という若さ全開のシングルで「泥のメトロノーム」のような曲をC/Wで入れるという実験ができるというのもレジェンド公演で成功した前例があったからかもしれません。

はるっぴは最近めきめきと存在感が出てきましたし、武道館の「制服が邪魔をする」の出来がとても良かったので、密かにこういったシリアスな曲をやってくれないかなと思っていましたので、個人的にはとてもうれしいです。

ただし、おそらくまだしばらくはHKT48の表題曲はパワーポップ路線で行きたいのではないかと思うので、こういった湿気のある歌がHKT48のシングルの表題曲になる事は無いと思います。

でも、今こういった曲を表現できるメンバーを活かさないのはもったいない。
だから”うまくち姫”でその辺を実験できるHKT48はおもしろいなとも思います。

ちなみに、このMVの指原さん、とてもきれいに撮ってもらえてますが、”留年した生徒”感が半端じゃないです 笑。

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ドスのきいた留年感はType-Bに収録 笑

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